初心者でも失敗しないシートカバー装着ガイド|きれいに仕上げる手順とコツつき

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この記事の監修者

高木雅和(LUDIXカスタマイズプランナー)

1972年生まれ、東京都出身。 某有名カスタムバイクパーツメーカーを経て30年、2021年よりCreation & Supply を設立し、主に四輪用カスタムパーツの企画・開発をプロデュースしながら2024年にLÜDIXに参加し、カスタマイズプランナーとして活躍中

こんにちは!LUDIXの中西です。

「せっかく自分好みの外装に仕上げたなら、内装にもこだわりたい!」
「毎日座るシートの質感をアップデートして、ドライブの満足度を高めたい!」

そんな熱い思いを持ったオーナー様へ。
今回は、内装カスタムの定番である「シートカバー」の装着方法をコツとともに解説します。

ご紹介するのは、LUDIXのカスタムカーでも絶大な信頼を置いている『Refinad(レフィナード)』のシートカバー
まるで本革のようなしっとりとした質感で、車内の雰囲気を一気に高級車へと引き上げてくれる逸品です。

ただ、フィッティングがタイトな分、装着にはちょっとした「コツ」と「気合」が必要です。実際にシートカバーを装着した際に感じたコツをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!

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シートカバーの装着で中古車の汚れた内装もリフレッシュして清潔感、気分も一新します!


装着にかかる時間

目安:2時間〜4時間程度

車種やシートの形状(アームレストの有無など)、カバーのフィット感によって大きく異なります。
慣れている人やプロでも3〜4時間かかる場合があり、初心者が全席を行う場合は、半日ほど時間を確保しておくのがよいです!
また、引っ張ったり押し込んだりと力がいる場面が多くあるので、力のある人とやる、複数人でやるなど工夫していただけると良いかと思います。


装着手順(基本的な流れ)

1. 準備・取り外し

ヘッドレストを全て取り外します

2. 背もたれ(背面)カバーの装着

カバーを上から被せます。
このとき、シートの肩口のラインとカバーの縫い目をしっかり合わせます。

微調整を行いながら全体を覆います。

背もたれと座面の隙間に、カバーの前側の余った生地(ベロ部分)を押し込み、後ろ側へ引き出します。
★この際シートを倒しておくと座面と背もたれとの間に隙間ができ、やりやすくなります。

後ろに引き出した生地と、背面側の生地をマジックテープやファスナー等で固定します。
★マジックテープが届かない場合は、シートカバーの上部に空間が残っている可能性が高いです。カバーの縫い目(4辺)をそれぞれ引っ張ることによって空間をできるだけ減らしてみてください。

3. 座面カバーの装着

座面全体にカバーを被せ、ラインを整えます。

座席の下に固定用の紐やベルトを通し、フック等を使ってしっかり固定します(シートスライドや配線に干渉しないよう注意)。

座面のサイド部分(プラスチックカバーとの隙間)に、ヘラを使って生地を丁寧に押し込みます。
★隙間がないと感じた場合は、椅子をへらで押し上げると隙間がある場合があります。そこに生地を押し込みましょう。

4. ヘッドレスト・アームレストの装着

ヘッドレストカバーを取り付けます。非常にタイトに作られていることが多いため、ヘッドレスト本体のスポンジを押し縮めるようにしながら被せます。
てこの原理で被せます。
U字を奥側、T字を手前側にして行うとやりやすいです。


▼フックのかけ方(青:U字、オレンジ:T字)

アームレストにカバーを被せ、元通りにシート本体に固定し直します。

 

5. 仕上げ

ヘラを使って、シートをヘッドレストガイドやシートリクライニングレバーの下に押し込みます。
★穴を伸ばしすぎると切れてしまうので、1点押し込んだらそこから横にヘラをスライドさせつつ、少しずつ押し込んでいきます。慣れるまでは根気が必要です。

全体的にシワがないか確認します。

ヘッドレストを元の穴に戻して完了です。

 

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装着のポイント・コツ

🔳温めてから作業する

冬場など気温が低いと生地(特に合成皮革)が硬くなり、伸びにくいため取り付けが困難になります。ドライヤーで少し温めたり、暖かい日中に作業したりすると生地が柔らかくなり装着しやすくなります。

🔳マッサージするように馴染ませる

装着直後のシワや浮きは、生地をつまんで揉みほぐしたり、上から下へマッサージするように撫でることで馴染み、仕上がりがきれいになります。


注意点

🔳無理に引っ張らない

カバーは車種専用設計でサイズがタイト(ピチピチ)なため、力任せに引っ張ると縫製部分が破れる恐れがあります。1点に力を集中せず、少しずつずらしながら装着してください。

🔳指先の怪我に注意

シートの裏側には金属パーツが露出していることが多く、素手で作業すると手を切る危険があります。可能であれば手袋などを着用すると安心です。

🔳フィッティングの微調整

左右(運転席・助手席)や前後を間違えると装着できません。タグや形状をよく確認してください。


まとめ:苦労の先にある「自分だけのシート」

シートカバーの装着はかなりの重労働です。指先を使い、全身で生地を馴染ませる作業は、プロであっても数時間を要します。
しかし、苦労して全てのシートを張り終えた瞬間の、あのパリッとした質感と車内の高揚感は、何物にも代えがたい喜びがあります。

今回ご紹介した『Refinad』のような高品質なカバーは、正しく装着することで、まるで純正の本革仕様かのような仕上がりを約束してくれます。毎日触れる場所だからこそ、丁寧に、そして楽しみながら作業を進めてみてください。

「自分の手で愛車を育てたい」という熱い気持ちを、LUDIXは全力で応援しています。
もし作業に行き詰まったり、さらにこだわった内装カスタマイズを検討したくなったりしたときは、いつでも私たちにご相談ください。プロならではの視点で、あなたの「遊び心」を形にするお手伝いをさせていただきます。

理想の愛車について、まずはお気軽にご相談ください。

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