「運転しやすい車の内装」に共通するのは？VWのゴルフとザ・ビートルを例にして解説
こんにちは！LUDIXの中西です。
先日、フォルクスワーゲンのディーラーの方から、最新のゴルフ8と1つ前のゴルフ7では、購買層の年齢が分かれているという興味深いお話を伺いました。
その理由は、どうやら内装のハイテク化レベルにあるようです。
私自身、レンタカーを借りた際に、知っている車のはずなのにグレードが異なるだけで、エンジンをかける段階から操作に戸惑い、一気に焦りを感じた経験があります。最新すぎる技術は、時にストレスにもなります...。
LUDIXでは、中古のハイテク化しすぎていない「ザ・ビートル（2012～2019年）」と「ゴルフ7（2013～2021年）」もカスタムしています。ナビなどは標準装備されているものの、直感的な操作が可能な「ちょうどいい」時代の車です。
本記事では、この「最新すぎる」と感じる前の絶妙なバランスを持つザ・ビートルとゴルフ7の内装に焦点を当て、なぜ今もなお多くのファンに愛されるのか、その秘密を徹底解説します。
1. 記事を読む前に！ゴルフ7とザ・ビートルの基本情報とLUDIXの選定基準
1.1 記事で扱うモデルの年式とグレード
■ゴルフ7（2018年式 第7世代後期）
■ザ・ビートル（2013年式 グレード：デザイン）
1.2 この2車種を選ぶ理由（＝「ちょうどいい」基準）
ナビなどは標準装備されているが、ハイテク化しすぎていない、比較的取り扱いやすいモデルであること。
2. 機能美と上質さを極めた「ゴルフ7」のインテリア
ゴルフ7の内装は、まさに「機能美」と呼ぶにふさわしいものです。派手さはありませんが、ドライバーと乗員にとって最も使いやすく、快適な空間を追求した、ドイツ車らしい質実剛健な設計が特徴です。
① 物理ボタンがもたらす安心感
■走行中の安全性の確保
ゴルフ7の内装は、必要最低限の物理的なスイッチやボタンが搭載されていることが特徴です。
■直感的な操作
これにより、走行中に画面を注視することなく、手探りで操作が可能です。特に、夜間や悪路での運転中には、この物理ボタンの存在が大きな安心感につながり、運転ストレスを大幅に軽減します。
▼ゴルフ7の内装
② ドライバー中心のコックピット設計
コックピットは、すべての操作系がドライバーの手の届く範囲に、かつ使いやすい位置に配置されているため、長距離運転の際の疲労を軽減してくれます。
3. 遊び心と歴史が詰まった「ザ・ビートル」のインテリア
一方、ザ・ビートルの内装は、一目見ただけでその車が持つ歴史とキャラクターを強く感じさせます。歴史への深い敬意と現代的な遊び心が随所に散りばめられています。
① エクステリアと一体化した「楽しさ」
■カラーダッシュボード
内装で最も目を引くのは、ボディカラーと統一されたカラフルなダッシュボードパネルです。このパネルが、外観から続くデザインテーマをそのまま室内に持ち込んでおり、ドライブの気分を盛り上げてくれます。
■特別な感覚
特に、白や赤といった鮮やかなボディカラーの車両は、まるで自分がファッションアイテムの一部になったかのような特別な楽しさを味わえます。
▼元の外装カラーがシルバーのザ・ビートルは内装もシルバー基調です
また、ワインレッドのシートカバーにより、とてもエレガントな印象になります
② 遊び心あふれるクラシックなデザイン
■走りの演出
グレードによっては、ダッシュボード中央に油温計やクロノメーター（ストップウォッチ）などが備え付けられ、レーシングカーのような雰囲気を演出します。
▼NB-2の3連メーター
■シンプルな操作系
ザ・ビートルも、ゴルフ7と同様に、エアコンやオーディオの調節は物理的なダイヤルやボタンが中心です。直感的な操作が可能で、最新のデジタルコックピットに慣れていない方でもスムーズに運転に集中できます。
4. まとめ：あなたの理想は「機能美」か「遊び心」か？
最新の技術は素晴らしいものですが、車を選ぶ上で最も大切なのは、「あなたがその車に何を求めるか」ではないでしょうか。LUDIXでは、この「ちょうどいい」時代のザ・ビートル、ゴルフ7をベースに、さらに個性を際立たせるカスタムを施しています。ぜひ一度、実際に見て、触って、その「無意識の安心感」と「遊び心」を体感してみてください。
