LÜDIX CUSTOM CONCEPT
LÜDIX NEO BUG STYLE NB-1
フォルクスワーゲン ニュービートルをベースに、Baja BugやOverLanderをイメージしたオフロード仕様のカスタムマシン「ネオバグスタイル」。RVやSUVではなく、ジャンル外の車種を用いてセンス良くまとめたコンセプトで製作されました。
まずはリフトアップ。オフロード向きではない足回りを、リフトアップ専門の協力ショップとタッグを組み、前後ともに6cmのリフトアップを実現しました。
タイヤはTOYOタイヤのOPEN COUNTRYを採用し、オフロードや公道での安定した走行を確保。サスペンション+タイヤでフロントは9cm、リアは12cmのリフトアップとなります。リフトアップは構造変更登録で公認されています。
フロントオフロードバンパーはLUDIXオリジナルの専用設計で、フォグランプマウントも備えた頑丈なスチール製。粉体塗装パウダーコーティングで仕上げました。ルーフキャリアも専用設計され、丈夫なスチール製で統一感のあるデザインです。リアゲートのキャンパーラックは機能性を重視し、アタッチメントを取り付けられるように仕上げました。
LUDIXオリジナルパーツは全て国内生産で、高品質な『メイド・イン・ジャパン』です。ボディペイントやラッピングフィルムで、さらに独創的なマシンイメージを演出します。それがLÜDIXコンセプトです。
LÜDIX GOLF Ⅶ NEO COUNTRY STYLE "GNC"
VWのゴルフⅦをベースにしたネオカントリースタイル "GNC"ゴルフネオカントリー。
ベース車両は、ゴルフ 第7世代 2013y~2021y TSI コンフォートライン。
リフトアップ車にはショートホイールベースとハッチバックはLUDIXの基本ポイント。
1974年、フォルクスワーゲンは「人と荷物がしっかり積めて」「使い勝手が良く」「快適に遠くまで移動できる」大衆車としてゴルフを発売。そして基本ポイントであるコンパクトハッチバック。本カスタムは、カッコ良さと実用性を兼ね備えたカスタムカーを作ろうと企画された。
実は、ゴルフⅡに「カントリー」というモデルが存在した。このゴルフカントリーは、もともとはVWがモンテカルロラリー参戦用に開発された四駆のラリーゴルフという特別仕様車から派生したモデル。中身はゴルフⅡそのもので、車高を250mmアップしフロントにプロテクトバーと補助灯、リアにスペアタイヤを背負わせたオフロードスタイルを演出させたモデルで、日本では1991年にヤナセが1年間のみ販売したレアな存在。
そこでゴルフの歴代モデルを検証し、LUDIXと現代ユーザーのニーズとがマッチしたモデルが7代目のゴルフⅦ。リフトアップに適するルックスと足回り構造に実用性と経済性を兼ね備えた7代目をチョイス。リフトアップには不向きなベース車だが、またそこが遊び心に火をつけるポイントでもある。カッコいい車は実用性に欠けてしまうが、ゴルフⅦは人も乗れて積載量も十分、さらに燃費が良くて使い勝手が良く見た目がシンプルスマート。そして市場では人気車で中古台数も多く、年式と程度によって車両の価格相場が幅広く、予算に応じてベース車を選びやすい。ゴルフⅦをLUDIXネオカントリースタイルで提案しようと決意。
ベース車として、実用性が高く経済的にも優れている STI コンフォートライン ブルーモーション をプロトカーに起用。1200ccながらグイグイ走るのに高燃費、ここはカスタムカーの弱点とも言えるポイントを大きくカバーしている。因みに、グレード「ハイライン」はリアのサスペンション構造が異なりリフトアップベース車に不向きな為、対象から外れる。対象は「トレンドライン」「コンフォートライン」の2ライン。
カスタムとしては、オリジナルのリフトキットを開発し、前後ともに40mmアップ。フロントのリフトアップに高度で困難な取付を要する為、構造変更不要なギリギリの4cmアップラインをチョイス。16インチホイールに定番のTOYO OPEN COUNTRY R/T を履かせ、タイヤでさらに30mmアップを得てトータルで70mmアップを確保し、約3インチアップの公認ハイリフト。これにルーフには既成のゴルフ用ベースキャリアにLUDIXオリジナルのオーバーランドカーゴラックを載せて積載量アップとカウントリールックを演出。
前後バンパーをハードなチッピングペイントでプロテクションし、より悪路への武装を備えたマシンに変貌を遂げた。
今後は、フロントのプロテクトバーやリアハッチのゲートラック等のパーツも開発予定。このプロトカのーボディ色は純正のままだが、オールペイントやラッピングでボディ色の変更も可能で、アースカラーやマット仕上げ等にすれば、よりワイルドでカントリー感の演出が大幅に可能となるだろう。